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最高のブロードウェイ・ミュージカル 「オペラ座の怪人」

劇場、ミュージカル、演技の世界というものは私の仕事の一部であり、私自身を見出してくれたものであり、私の愛するものです。非常に幸運なことに、今まで膨大な数のブロードウェイのショーを見てきましたが、もちろんその中でもお気に入りがあります。作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバーによる「オペラ座の怪人」が、私の中で世界一のミュージカルです。毎年、才能のある作曲家による新しい興行が出てきますが、概して私のお気に入りリストの2位、3位を超えられません。

これまで、ニューヨークとロンドンで「オペラ座の怪人」を数回、観劇しました。
何か(誰か)を愛する理由を説明するのは、大抵、難しいものですが、私が「オペラ座の怪人」を好きな理由をお話したいと思います。

音楽

たとえ「オペラ座の怪人」を観たことがない方でも、おそらくメインテーマはご存じでしょう。

アンドリュー・ロイド・ウェバーはイギリスの作曲家です。彼の有名な作品には、「キャッツ」、「ジーザス・クライスト・スーパースター」、「エビータ」、「スクール・オブ・ロック」やその他数々の傑作があります。

アンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽を聴くと、私はその音色だけでなく、彼が音楽を通して伝えているストーリーが聞こえてきます。例えば、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」で流れる「花のワルツ」や「雪のワルツ」を聴くと、ワルツの音に合わせて美しく舞う花や雪の絵が目に浮かぶでしょう。つまり、そのようなことです。

アンドリュー・ロイド・ウェバーは、現代の最も才能のある作曲家の一人だと思っています。

「オペラ座の怪人」ミュージカルのパフォーマー

パフォーマーは変化していますが、すべてのパフォーマンスが完璧です。 ニューヨークでショーを見たら、きっとそれが分かるでしょう。最も厳格な批評家でさえ、ミスを見つけるのは容易ではありません。 ミスを探すこと自体が意味が無いのです。パフォーマンスのすべての瞬間を楽しむ方が良いのですから。

興味深い事実があります。サラ・ブライトマンは、1986年ロンドンでの「オペラ座の怪人」初演時と、1988年のブロードウェイで、クリスティン役を演じました。その当時、彼女はアンドリュー・ロイド・ウェーバーの妻でありミューズだったのです。

衣装と装飾

あらゆる細かいディテールまでが考えつくされています。すべてが美しく印象的です。ショーの映像の一部は下にありますが、ニューヨークのマジェスティック劇場で生のステージを観劇する方が良いでしょう

劇場

「オペラ座の怪人」は1988年からマジェスティック劇場で公演され、2018年で30年になります。この劇場は1927年に建てられ、90年にわたり、数多のブロードウェイ公演が行われてきました。

「オペラ座の怪人」をニューヨークで観る-これは単にブロードウェイのミュージカルを観ることではありません。一つ一つのディテールに潜む職人技から美的感覚を得るのです。「オペラ座の怪人」は、古典的でリアルなミュージカルです。劇場に行く前に「オペラ座の怪人」の話を読んでおくと、より見応えがあるでしょう。

Music by Andrew Lloyd Webber. The Phantom of the Opera, Overture.

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